Access VBA 文字列型を返すFunctionプロシージャを作成する方法。

VBA にはいろんなデータ型が用意されていて、文字列型 (String)を返す Functionプロシージャ を定義することができます。

今回は引数も文字列型で、戻り値も文字列型にしてみます。


【1】Access で VBEを起動します。

access-vba-107.gif

*VBEは「Altキー」+「F11キー」で起動できます。


【2】新たに「test3」という標準モジュールを作成し、以下のように Functionプロシージャ を定義します。


Function hello(name As String) As String
  hello = name & "さん、こんにちは"
End Function


access-vba-106.gif


【3】イミディエイト ウィンドウで Functionプロシージャ の動作を確認してください。

access-vba-108.gif

引数の名前を変えると、表示が変わります。


【解説】

(1)文字列型 (String)の引数を1つ受け取り、戻り値は文字列型です。

Function hello(name As String) As String


(2)文字列の結合には「&」アンパサンドを使い、戻り値を指定しています。

hello = name & "さん、こんにちは"


(3)Access の VBA では、他にもいろんなデータ型が使えます。

・バイト型 (Byte)
・ブール型 (Boolean)
・整数型 (Integer)
・長整数型 (Long)
・通貨型 (Currency)
・単精度浮動小数点数型 (Single)
・倍精度浮動小数点数型 (Double)
・文字列型 (String)
・日付型 (Date)、
・バリアント型 (Variant)
・オブジェクト型 (Object)
・ユーザー定義型


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