今回は引数も文字列型で、戻り値も文字列型にしてみます。
【1】Access で VBEを起動します。
*VBEは「Altキー」+「F11キー」で起動できます。
【2】新たに「test3」という標準モジュールを作成し、以下のように Functionプロシージャ を定義します。
Function hello(name As String) As String
hello = name & "さん、こんにちは"
End Function
【3】イミディエイト ウィンドウで Functionプロシージャ の動作を確認してください。
引数の名前を変えると、表示が変わります。
【解説】
(1)文字列型 (String)の引数を1つ受け取り、戻り値は文字列型です。
Function hello(name As String) As String
(2)文字列の結合には「&」アンパサンドを使い、戻り値を指定しています。
hello = name & "さん、こんにちは"
(3)Access の VBA では、他にもいろんなデータ型が使えます。
・バイト型 (Byte)
・ブール型 (Boolean)
・整数型 (Integer)
・長整数型 (Long)
・通貨型 (Currency)
・単精度浮動小数点数型 (Single)
・倍精度浮動小数点数型 (Double)
・文字列型 (String)
・日付型 (Date)、
・バリアント型 (Variant)
・オブジェクト型 (Object)
・ユーザー定義型