Access VBA イミディエイト ウィンドウの活用方法。

VBA のプログラミングで、イミディエイト ウィンドウを使えば、わざわざテスト用に Subプロシージャ を作らなくてもよくなるというメリットがあります。

今回はイミディエイト ウィンドウの活用方法について、いくつか紹介します。


【1】Access で VBEを起動し、標準モジュールの test2 を表示します。

access-vba-101.gif

*VBEは「Altキー」+「F11キー」で起動できます。


【2】イミディエイト ウィンドウに、「?」クエスチョンに続けて式を入力します。

?calc(100, 200)

access-vba-102.gif

*全て半角で入力してください。


【3】「Enterキー」を押すと、実行結果が表示されます。

access-vba-103.gif

つまり イミディエイト ウィンドウで直接 Functionプロシージャ を呼び出すことができたわけです。


【4】こんな使い方もできます。

?calc(100, 200) + calc(300, 400)

access-vba-104.gif

これは Functionプロシージャ の呼び出し部分を、戻り値に置き換えて考えるとわかりやすいです。

?300 + 700


【ワンポイント】

ブレークポイントを設定すると、プログラムを実行中に一時停止して、イミディエイト ウィンドウで、変数の値を確認することもできます。

access-vba-105.gif

ブレークポイントについては後に詳しく説明します。


このようにイミディエイト ウィンドウはいろいろな使い方ができます。


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