そんな時に便利なのが、イミディエイト ウィンドウです。プロシージャの動作を手軽に確認できるため、とても重宝します。使い方も簡単なのでぜひ使ってみてください。
【1】Access で VBEを起動し、標準モジュールの test2 を表示します。
*VBEは「Altキー」+「F11キー」で起動できます。
【2】「MsgBox」の部分2箇所を、「Debug.Print」に変更します。
VBAプログラムの変更点は、たったこれだけです。
しかしこのままでは実行結果が表示されないので、イミディエイト ウィンドウを表示しましょう。
【3】メニューから「表示 → イミディエイト ウィンドウ」を選択します。
【4】画面下に イミディエイト ウィンドウが表示されました。
【5】あとはこれまで通り、Subプロシージャから実行してください。
・main()の実行結果
・main2()の実行結果
イミディエイト ウィンドウには、実行結果が続けて表示されます。何度も実行すると見難くなるので、表示をクリアしましょう。
【6】マウスで文字を選択します。
【7】キーボードから「Deleteキー」を押すとクリアされます。
プログラムのテストには、イミディエイト ウィンドウが便利なことが、実感できたのではないでしょうか。