Access VBA ヘルプ機能を使って、関数の使い方を調べる方法。

VBA を習得するコツは、わからない関数があった時は、Microsoft Visual Basic のヘルプを使って、自分で調べる習慣を身に付けることです。

ヘルプには関数の構文や使用例などが詳しく書かれています。ヘルプが読めるようになるとプログラミングが上達します。

特に独学では、ヘルプが読めるかどうかが、とても重要になります。ヘルプにはプログラミングのヒントがたくさんつまっています。


【1】VBEを起動して、作成済みの標準モジュール「test」を表示します。

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*VBE(Visual Basic Editor)
*「Altキー」+「F11キー」で起動


例えば MsgBox が調べたい関数だとします。

【2】MsgBox 部分にカーソルを移動してから、「F1キー」を押します。

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【3】Microsoft Visual Basic のヘルプが起動して、MsgBox 関数についての説明が表示されました。(バージョンにより画面は異なります)

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*「F1キー」でヘルプが起動します。
*もしヘルプが表示されない場合は、下記のワンポイントを参考にしてください。


【4】まず関数に関する説明文が書かれています。

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MsgBox は、ダイアログボックスにメッセージを表示する働きがある関数だということがわかります。またどのボタンが押されたかを示す、整数型の値を返すこともわかります。


【5】次は構文です。[ ]カッコでくくられた項目は省略できます。

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つまり prompt 以外は省略できるので、以下のように書けたということです。
MsgBox "おはよう"


【6】指定項目についての詳しい説明があります。

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引数として、どんなデータ型を指定すればよいのかがわかります。


【7】「使用例」のリンクをクリックします。

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【8】使用例が表示されました。

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初心者のうちは、使用例に使われているプログラムが難しく感じるかもしれませんが、そのままコピーして動かしてみると、何となく使い方がわかるようになります。


【9】「戻る」ボタンをクリックすると、前の画面に戻ります。

access-vba-43.gif


【ワンポイント】
Microsoft Visual Basic のヘルプが表示されない場合は、インストールが必要です。

(1)インストールを促すメッセージが表示されたら、「はい」ボタンをクリックします。

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(2)CD-ROMを準備して、「OK」ボタンをクリックします。

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